八戸に登場した新感覚のお店【Ramen Street 桜】に行ってきた。カフェのような空間で絶品ラーメンをいただきます!

Ramen Street 桜

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どうも、ラーメン大好きねんころです。

今回紹介するラーメン屋は、2019年12月16日八戸にオープンしたラーメン屋【Ramen Street 桜】です。

2019年にアメリカのニューヨークで修行をつんだ店主が提供するのは、ゆったりと過ごすことのできるカフェのように居心地の良い空間

食べて美味しい、過ごしてリラックス。

そんな次世代型ラーメン店【Ramen Street 桜】に、ぜひ足を運んでみてください。

カフェのような空間を提供するラーメン屋、八戸に現る。

初めて【Ramen Street 桜】を訪れたのは2月10日のこと。

車を走らせている最中にお腹が空いたので、辺りをキョロキョロしていたところ飲食店らしい看板が目に止まり、吸い寄せられるように駐車場へ。

車を停めた後に看板を確認するとNewYork RAMEN StyleRamen Street 桜】(ニューヨークラーメンスタイル ラーメンストリート さくら)の文字が。

Ramen Street 桜

【桜】以外は全て横文字だったため、パッと見ただけではラーメン屋だとわかりませんでした。

ねんころ
入浴スタイルのラーメンって何かドキドキする♪
ジュニア
入浴じゃなくてニューヨークだね。

ニューヨークスタイルのラーメン屋ってどんなお店だろう、なにかニューヨークと関係があるのかな。。。

そんなことを考えながら店内へと足を運んだのですが、僕が最初に感じた店内の印象はカフェでした。

Ramen Street 桜
ねんころ
ラーメン屋といえば雑然としたイメージだけれど、落ち着いた雰囲気だね。

後ほどTwitterアカウントがあることを知り、確認してみると2019年12月16日にオープンしたラーメン屋だとわかりました。

4月14日から定休日が木曜日に変わりましたのでお間違えのないようにしてください。

店内はカフェのようなオシャレな内装だけれどラーメン屋、これはなにやら面白そうなお店の予感がしてきましたね。

店内にはきっずスペースも完備、お子様連れでも安心です。

カフェのような内装、【Ramen Street 桜】はそれだけではありませんでした。

なんと、店内にきっずスペースが設置してあるのです。

小さな子ども連れだと行きづらい騒がしいラーメン屋とは違い、【Ramen Street 桜】では家族でもゆっくりできるように工夫を施されているようです。

せっかくなので僕も遊んでみました。

Ramen Street 桜
ジュニア
なにやってるの。
ねんころ
子供の気持ちになってみますた、、。

家族みんなで楽しめるラーメン屋の存在はありがたいですね。

メニューに驚き‼︎ラーメンの他にはパフェやケーキ、コーヒーまで。

席に座ってメニューの確認をしていたところ、ラーメン以外のメニューに目がいきました。

Ramen Street 桜
ねんころ
コーヒーにパフェ、ケーキだと!

僕が今までに訪れたラーメン屋には無いラインナップに、やはりカフェなのではないかと一瞬混乱しました。

店内の雰囲気といいカフェのようなメニューといい、このお店はやはり何かが普通のラーメン屋とは違うようです。

日本にNew Yorkの風を持ち込む若き店主の経歴と展望

NewYorkにてラーメンを提供していたという店主。

僕に話しかけてくださったことをキッカケに沢山お話させていただきました。

スラッとした体型で高身長、明らかに20代なのに、すでにカリスマ性すら感じる言動と存在感

そんな店主がどんな経験を経て【Ramen Street 桜】をオープンさせるに至ったのか。

気になって聞いてみたところ、店主の圧倒的な決断の早さとその行動力の高さが明らかになりました。

そして、ラーメン店という視点ではなく、ラーメン界という広い視点で経営している様に感銘を受け、単純に応援したくなりました。

店主の名字は櫻田(さくらだ)さん。

櫻田さんは幼い頃から一貫して、自分がやりたいと思ったことを達成するための行動をし続けてきました。

自分の置かれた環境で努力するのではなく、最善と思われる環境を自身で選択してきた、そんな経歴です。

僕の伝えたい気持ちが強く、少々長めの経歴紹介となっていますので、興味がわいた方は見てみてください。

もともとはラーメン屋を経営するつもりなどなく、学生時代はサッカー選手としてお金を稼ぐことを目指していました。

中学生の頃は地元の青森を離れて関西のクラブチームでプレイしていたほどサッカーひと筋の生活を過ごします。

そうしてサッカー漬けの毎日を送っていたところ、青森の青森山田高校からサッカーの特待生として入学してくださいとのオファーがあり青森山田高校へ進学

しかし、1つ上の学年にはサッカー日本代表の柴崎岳がいました。

櫻田さんは柴崎岳のプレイを目の当たりにして、サッカーでは飯を食べていけないと悟ります。

そこで今度は勉強に力をいれようと青森山田高校を辞めて、17歳の時に高校受験をし直し、その高校は主席にて卒業しました。

卒業した頃にはなにか人のためになるビジネスをしたいと考えるようになり、試行錯誤の結果、高校時代からバイトをしていた八戸で有名なラーメン店の店長に弟子入りすることにしたのでした。

20歳から本格的に修行を始めた櫻田さんは23歳までの3年間、ラーメン作りに没頭します。

ラーメンにかける情熱と探究心はとどまるところを知らず、遂には外の世界へ飛び出すことを決意。その修行の地として選んだのはラーメン激戦区の仙台でした。

櫻田さんは仙台市内の有名なラーメン店にアタックしまくりましたが全て断られてしまいます

その後、チェーン店をつなぎにして有名店へ移動しようと考え、1泊2日で仙台へ行った際に思わぬ展開が待っていました。

櫻田さんの愛車は仙台で購入したものでしたが、その販売店に立ち寄った際、仲の良い店長にラーメン屋の就活をしていることをポロッと話したところ、海外にも進出している有名店の社長を紹介してもらえることになったのです。

櫻田さんはすぐに愛車を走らせ社長のもとへ行き、その場で入社が決まります。

偶然とはいえ何か導かれているような気さえしてくるような話に、ただただ開いた口がふさがりませんでした。笑

この時24歳だった櫻田さんは、5ヶ月経たずに本店の店長となり、経験がつめるのならばどこにでも行く姿勢が買われ、ニューヨークでラーメンを提供する機会を得たのでした。

帰国してからも岡山県で経験を積み、再び仙台へと戻ったタイミングで独立準備を始めた櫻田さん。

櫻田さんは八戸から飛び出した際に、修行期間を2年間と決めていたのです。

そうして2019年12月16日に【Ramen Street 桜】をオープンさせるにまで至ったのでした。

目指すはラーメン界のスタバ

僕が【Ramen Street 桜】の店内に入った際にラーメン屋なのにカフェみたいな雰囲気だなと感じた違和感の正体は、櫻田さんとお話していたらわかってきました。

櫻田さんはニューヨークにてラーメンを提供していた際、周辺のラーメン屋に足を運び、その際に「海外のラーメン屋はオシャレでゆっくりとした時間が流れている」と感じたそうです。

そしてラーメンという料理自体、お客さんにとって高いステータスであることに驚きます。

大切なデートの時に日本の方が高級レストランを利用するように、ニューヨークではラーメン屋が日本人の感覚でいうところの高級レストランだったのです。

櫻田さんはラーメン屋以外の飲食店にも足を運び、現地の接客サービス店内の雰囲気に「ああ、ここではお客さんが居心地良く過ごせる環境がごく自然な形で提供されている、、。」とニューヨークの食文化に感銘を受けます。

そのように感じた櫻田さんは、「日本のラーメン屋はラーメンを食べるだけの特別な空間というイメージだけれど、彼女や奥さんとデートで来たり、家族そろってゆっくり過ごせるような空間にしたい。味のクオリティも高いままで。」と思うようになり、現在の【Ramen Street 桜】のスタイルにしました。

【Ramen Street 桜】の店内は広く、座席数は34席もあります。店内の厨房は大きいわけではないため、日本に多く見られるような狭いスペースで回転率をあげる営業には適しません。

むしろ櫻田さんは「回転率は低くてもいい」と断言しています。

来てくださるお客さんにゆっくりしてもらいたい、そんな想いが一言にギュッと詰め込まれている言葉にじんわりと心が温かくなりました。

オシャレな空間でゆっくり食べることができるラーメン屋を目指す過程で、櫻田さんはあることに気が付きます。

ゆっくりしてもらいたいのにラーメンしかないのはおかしい。

ラーメンを食べた後にゆっくりしてもらいたいのに、ラーメンしかなければゆっくりはできない。

このように考え、カフェのようなメニューも取り入れることにしたそうです。

つまり【Ramen Street 桜】で提供しているデザートやコーヒーは、海外で経験したラーメン屋のアイデアではなく、お客さんにゆっくりしてもらうために櫻田さんが考え、試行錯誤しながら作り上げたメニューなのです。

ラーメンを食べに行くのもよし、カフェのようにコーヒー片手に本を読んで過ごすのもよし。

【Ramen Street 桜】は、お客さんが過ごしたいように過ごせる空間を提供するニューヨーク修行時代の経験から生まれた、新しいスタイルのラーメン屋というわけです。

櫻田さんはラーメン界のスタバをコンセプトに【Ramen Street 桜】を経営しています。

スターバックスコーヒーで過ごすお客さんの多くは、スタバのコーヒーに価値を感じているのではなく、スタバの空間の居心地の良さに価値を感じています。

櫻田さんが目指す【Ramen Street 桜】が目指しているのはまさにスタバのような空間なのです。

それでは実食、いただきま~す!

お待たせしました。

それではラーメンストリート桜の【桜 SET ~Brooklyn Special】をいただきましょう。

ちなみに【Ramen Street 桜】のラーメンは鴨(カモ)を出汁につくる鴨出汁がメインです。

では、まずはメインのラーメンから。

Ramen Street 桜

優しい鴨出汁醤油の香りがスーッと鼻から通って食欲を刺激し、反射的によだれがでてきます。

鴨と聞いて「ちょっと獣臭いのかも?」とイメージしていましたが、醤油の香りがメインとなっていて、鴨独特の風味はそこまで強くありませんでした。

それではスープをいただきましょう。

Ramen Street 桜

どんぶりに入っているときは濃いスープに見えていましたが、全体からレンゲですくってみると若干淡い色合いへと変化して違う顔をのぞかせてくれます。

ノドの奥でヨダレをゴクリする間も惜しく、吸い込まれるように僕のお口へIN。

ねんころ
や、優しい味だ。

鴨出汁に醤油が合わさることで、スープを口に含んだときに舌全体に広がる感覚がマイルドになり、レンゲを何度もどんぶりへと往復させていきます。

そして飲み込んだ後も数秒間は鼻から抜ける香りの余韻に浸ることができます。

お次は主役の麺。

Ramen Street 桜

細いストレート麺で食感はツルッとしつつもモッチリ、そう、言うならばパスタのような麺です。

スープとの相性も抜群でしっかりと麺に絡みついてくれます。

この麺ならば、すすって飲み込む以外にも歯で噛んでモッチリ感を味わってもオッケイ。

醤油スープの香りを楽しみながらもぐもぐしてみてください^^

続いてはラーメンに欠かせない具材達を紹介します。

主役はなんといってもチャーシューですね。

Ramen Street 桜

見た目は脂っこいのだけれど、食べてみるとお肉の脂がスープに溶け込んでいるかのごとくあっさりしています。

チャーシュー単体で食べるというより、スープと合わせて食べることで相乗効果を発揮するタイプです。

ここからは誰一人として欠けてはならない仲間達を紹介します。

ラーメンの定番、のりにメンマ。

のりはパリッとメンマはシャキシャキ、麺をすすっている合間に食べることで歯ごたえセンサーをリセット。

そして白ネギの辛みと若葉の苦みが単調になってきた味覚をリセット。

麩(ふ)は揚げ豆腐のような食感でサクフワ、1つしか入っていないのは残念に感じるくらい美味しく、かまぼこは普段食べているものと食感は同じですが、鴨出汁醤油スープを纏ったかまぼこは【Ramen Street 桜】でしかいただけません。

小さなどんぶりの中にこれでもかとひしめき合う具材達、最後まで飽きさせないラーメンですね。

そして締めはやっぱりこちら。

Ramen Street 桜

ごはんをスープにドーン。

Ramen Street 桜

ラーメンだけでも幸せなのに、鴨出汁醤油のスープにご飯をいれていただくのは最高です。

ほんとこのコラボアタックは反則ですよね。

ぺろりといただいちゃいました。

Ramen Street 桜

ふぃー、ごちそうさまでした、、。

と、思いきや。

どんぶりをカラにした絶妙なタイミングで、スタッフさんがパフェとコーヒーを持ってきてくれました。

Ramen Street 桜

うーん、ラーメン食べてお腹がいっぱいのはずなのに、やはりデザートは別腹(^^)

カフェでよく見る光景を目の当たりにして、いま食べたばかりのラーメンは違う空間に移動してしまったかのごとく食欲がわいてきました。

では、パフェいきます。

Ramen Street 桜

ストロベリーソースのかかったホイップクリーム。

ホイップクリーム単体で食べてもほんわりと甘さを感じることができますが、ストロベリーソースの甘酸っぱさと合わさるとフォークが止まらなくなります。

Ramen Street 桜

生クリームとストロベリーソースゾーンを抜けると、まさかのバニラアイスの登場です。

もうね、冷たさと甘さが交互に押し寄せてくるから病みつきになります。

Ramen Street 桜

お次はラズベリー参上!

先程まで凍っていたのか、噛むとシャリッと口の中で音が聞こえます。

そして、冷たさが一瞬電気のように口の中を駆け抜けたあと、ラズベリーの香りがフワッと鼻から抜けていきます。

Ramen Street 桜

まったなしに現れたのは僕の大好物のイチゴちゃん。

人差し指の第一関節くらいの小さなイチゴが、パフェを食べているときの甘ったるさを消してくれ、その後のパフェも美味しくいただけます。

と、ここで嬉しい発見が。。。

Ramen Street 桜

まさかのニューヨークチーズケーキがパフェの中心部にひっそりと隠れていました。

ねんころ
甘いだけじゃなくて、ほんのりと酸味があってうんま~♪

ひとくちサイズなのであっという間に口の中で溶けてなくなってしまいました。

フォークですくうたびに小さな感動が押し寄せてくる、最初から最後まで楽しみながらいただけるパフェでした。

Ramen Street 桜

もちろん食べた後はコーヒーをいただきます。

Ramen Street 桜

ホロリと苦い自家製コーヒーが、パフェを食べた後の余韻ごと包み込み、スッキリ爽やかな気分へと昇華させてくれました。

ねんころ
後味スッキリ~♪

ラーメンから始まり、パフェにコーヒーまでといたれり尽くせり。

ラーメン屋なのにカフェにいるような、そんな不思議な感覚を食後に感じたのでした。

【Ramen Street 桜】の基本情報

【Ramen Street 桜】は2019年12月16日にオープンしてから日々改善を繰り返しているラーメン屋です。

そんな何度訪れても新しい変化と発見のあるカフェのようなラーメン屋の基本情報をお伝えします。

アクセス

八戸駅から車で13分、本八戸駅から9分。


八戸あるあるですが、車ないとたどりつけまてん

ねんころ
ドラえもん。どこでもドア~
ジュニア
現実はいつも残酷だね、、。

駐車場は無料で、16台停めれるスペースがあります。

Ramen Street 桜

※4月14日から看板が新しくなりました。↓

Ramen Street 桜

営業時間とメニュー

【Ramen Street 桜】の営業時間は午前11時から午後9時までで、定休日は木曜日です。

4月26日から5月6日まで、11時から15時までのランチのみの時短営業となっています。

店内には34席あり、テーブルやカウンター席など一人でも数名でもゆっくりできるスペースがあります。また、店内は禁煙なので子供と行っても安心です。

続いて【Ramen Street 桜】のメニューを紹介します。

表示価格は全て税込み

鴨出汁のラーメンは鴨出汁醤油鴨出汁味噌鴨出汁塩の3つから選べます。
以下は鴨出汁醤油の価格であり、鴨出汁味噌・鴨出汁塩も同じ価格です。

  • 鴨出汁醤油:750円
  • 味玉:830円
  • チャーシュー:950円
  • デラックス:1030円
  • きっずサイズ鴨出汁醤油:420円

基本とするラーメンの他には、油そばや月替わりラーメン、夜限定のラーメンなどもあります。

続いてサイドメニュー。

  • チャーシューマヨ丼:800円
  • チャーシュースパイシー丼:850円
  • 餃子(5個入り):280円
  • 餃子(10個入り):530円

そして【Ramen Street 桜】ならではのメニューがこちら。

まずはドリンク類。

  • ソフトドリンク各種:全て200円
  • アルコール各種:250円~550円
  • ノンアルコールビール:200円
  • コーヒー:200円
  • カプチーノ:250円
  • カフェラテ:250円

そしてデザート。

  • ニューヨークチーズケーキ:650円
  • チョコレートケーキ:650円
  • パンケーキ:650円
  • ニューヨークチーズケーキ&ベリーパフェ:650円
  • チョコレートパフェ:650円
  • きっずアイス(バニラorチョコレート):100円

ラーメンとご飯、パフェやケーキ、コーヒーがセットになった贅沢なメニューもあります。

  • 桜セット(ラーメン・ご飯・チョコレートパフェ・コーヒー):1500円
  • 桜セット(ラーメン・ご飯・ニューヨークチーズケーキ&ベリーパフェ・コーヒー):1500円

ご飯についてはラーメンを注文すると1杯無料、油そば・つけ麺を注文された方は麺の大盛が無料です。

券売機はなく、店員さんに声をかけて注文します。

ねんころ
コロナの自粛ムードに対応してテイクアウトもできるよ。

テイクアウトは電話で予約していくとスムースに受け取れます。

最新情報はSNSでチェック

【Ramen Street 桜】はSNSでの発信にも力をいれていて、TwitterFacebookInstagramからも最新の情報を取得することができます。

3月5日に青森テレビの『わっち!!』にて店舗の紹介がありました。

また、お客さんに対する真摯な取り組みがデーリー東北新聞にとりあげられています。

より良いラーメンを作ろうとする一方で、居心地の良い空間にするためにはどうすればよいかを常に考えている店主のもとで成長を続ける【Ramen Street 桜】の動向に、今後も目を離すことができません。
定期的に更新されるSNSをチェックして、美味しいラーメンやどんぶりをぜひ店内や自宅でいただいちゃってください!

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